食事・運動・飲酒が原因で低血糖が起こりやすくなる状況とは?

食事・運動・薬が原因で起こる低血糖

このページでは低血糖が起こりやすい状況を説明します。
血糖値・低血糖の対策を行いたい方・低血糖を防ぎたい方は必読です。

 

食事が原因になる場合

糖尿病の薬物治療を行っている人は、食事のタイミングに特に注意が必要です。
飲み薬やインスリン注射を使った後に食事をとるのが遅れると、薬が効き過ぎて低血糖が起きやすくなります。
特にインスリン注射の場合は、食事が少し遅れただけでも低血糖を起こす可能性があります。
また、食事の量が少なかった場合にも低血糖を誘発します。
決められたとおりに薬を使っていても、食事の量が少なければインスリンが必要以上になってしまって低血糖が起こりやすくなる可能性があります。

 

運動が原因になる場合

  • 長時間運動した場合
  • 激しい運動をした時

上記には、より多くのエネルギーを消費します。
したがってエネルギー源となるブドウ糖の消費量も増えてしまうため、運動中や運動後に低血糖を起こしやすくなります。
食前の運動にも注意が必要です。
特に朝食前は血糖値が一番下がっているときです。
その状態で運動をすると血糖値が下がり過ぎてしまうことがあります。

 

薬が原因になる場合

薬の種類や量が身体に合っていない・誤っているなどの為に、低血糖が起こる事があります。
また、腎機能が低下している患者さんでは、インスリンが分解されにくくなることで、血液中のインスリン濃度が高くなり低血糖を起こしやすくなります。
薬によって低血糖を繰り返してしまう場合には、薬の再検討が必要となってきますので、

  • 自己血糖測定の記録
  • 低血糖を起こした時の状況などを記載したもの
  • などを持参して、担当医に相談してください。

    インスリン注射の場合は、インスリンの量を自己調節しないで必ず医師の指示に従うようにしてください。

     

    飲酒や入浴が誘因になる場合

    飲酒は、低血糖を起こしやすくするものです。
    アルコールの代謝が優先されてしまいブドウ糖の生成が低下したり、薬が効き過ぎたり長く効果が続くことで低血糖が起こりやすくなるといわれています。
    入浴は、食事前の入浴には注意が必要です。
    入浴中に低血糖を起こしてしまうと対処するのもに大変ですし、周りにも気づいてもらえない可能性があります。
    低血糖の症状を起こしがちな方は、入浴のタイミングなどに気を配る必要がありますね。

     

    無自覚低血糖って知っていますか?

    ひどい低血糖を繰り返すことで、自覚症状もなくいきなり意識が消失したり、気を失って倒れてしまったりすることが起こるようになります。
    これを無自覚性低血糖といいます。
    これは低血糖の症状が現れる血糖値が通常より低くなってしまったり、糖尿病性自律神経障害があることから、自律神経症状が欠如してしまうことが原因とされています。
    通常は低血糖症状になると、空腹感や動悸、冷や汗などの症状が出るため早期に対処できますが、無自覚性低血糖の場合はいきなり意識がなくなったりするためかなり危険です。